2022年12月22日木曜日

【自己紹介】小説を書いていなかった私が書籍化デビューするまでの書き始めの話~え?なろうってサイト1個じゃないの?~

  前回「小説を書いていなかった」と言ったが、正確には中学の時に文芸部に書いてくれと頼まれて1回だけオリジナル小説を書いた事はある。私は吹奏楽部だったんだが、何か知らんが頼まれた。
 ちなみにその時書いたのは、死んだ人の魂を案内する組織の新人の話でした。『お迎えです』と『闇の末裔』混ぜたみたいなやつ。読んでもらった友人には「コイツ(主人公)殴りたい」と言われた思い出。

 で、それから小説を書く事は無かった。
 二次創作界で小説ジャンルで活動している人って、結構文学畑の人が多くて「敷居が高そう」みたいなイメージもあった。
 それで何で『小説家になろう』を読んで小説を書く気になれたかと言うと……え~……これは書き方が難しいな。
 色々読んでいくうちに……うーんと……これくらいなら自分でも書けるな、と思った訳ですよ。
 これは、全然悪い意味じゃなくて、あのサイトは敷居が低いんですよ。

 そもそも『小説家になろう』は決して”プロ小説家になろう”ではなく

”小説を書いて人に読んでもらえば、君はもう小説家だ。さあ、君も「小説家になろう」”

がコンセプトなんですよ。

 よく書籍化作家を目指す人の為のサイトだと思われているけど。
それを勘違いして「書籍化を目指しているんだからアドバイスしてやる」「書籍化を目指しているんだから色々言われても我慢すべき」みたいな奴がよく湧いてくるの本当アイツら〇☆△✕▼%#*$(自主規制)

 改めまして、色んな投稿作品を読んでいる内に、自分でも書ける気がして来た私。
 早速書き始めたのが昨日も上げてた『ネガティブ錬金術師の二重生活』です。
 中二男子が異世界転移をし、精霊と共に錬金術師になるお話。ネガティブが行き過ぎて自主的に女体化して、男にモテる魔法を掛けられたりといったドタバタコメディである。
(今改訂版を投稿していて、更新が止まっているけど来年から再開する予定なのでよろしくお願いします)

 書き始めると楽しくて、ほぼ毎日更新していた。序盤はちょっとの待ち時間でもスマホで書いたりもしていた。
 そうするとポツポツとアクセス数が伸びてきて、ブクマされたりしてきた。
 と言っても、総ブクマ数二桁の話である。それでも自分が書いたオリジナル小説が何十人の人に「続きが読みたい」と思われているだけで嬉しかった。これは二次創作の10倍くらい脳汁が出るから、本当に皆小説書けば良いと思う。

 それから創作の話だけをするツイッターアカウントを作った。
 ちなみにコチラ→@889wakatsu
 小説を更新していると、こちらもぽつぽつとフォロワーが増えてきて、嬉しかった。
 ツイッターで気を付けた事は、あんまり日常話や関係ない話はせずに、基本創作の話しかしない事と、創作論を語らない事だ。猫や美味しい物の話はOK。
 これは自分が好きな作家などをフォローした際に「こんなアカウントだったらいいな」を思うのを目指した。

 そんな中、少し自分の中で困った事が起こった。
 BL書きたい問題だ。
 ラノベは好きだ。『ネガティブ錬金術師』もラノベのノリで書いていた。
 しかし同時に私はBLも好きなのだ。
 
 今『ネガティブ錬金術師』をBL作品に変えてしまうと、せっかくのラノベ感が失われてしまうのではないか。とは思った。
 『ネガティブ錬金術師』はBLかどうか分からんけど男主人公が男キャラにめっちゃ好かれている位を目指して書いていた。
 BLが今の様に一般に受け入れられていない、平成時代の『Wi〇gs』とか『AS〇KA』のラインを目指していた。なぜなら私がその感じがめっちゃ好きだから。

 でもBL書きたい欲はどんどん上がってきた。
 途中「チュウくらいならBLとまではいかないのでは?」と揺れた時期があった。少年マガジンで連載していた『山田くんと七人の魔女』では、男キャラとぶっちゅぶっちゅやってたし!
 しかし作品の軸がズレる。
 大体BLというものは今でこそ表舞台でも見るが、マイノリティで見たくない人もいるだろう。
 私はどうすれば……。
 そうツイッターで呟いたら、フォロワーさんからあるリプライが飛んできた。

「ムーンライトで書いたらどうですか?」

 え?
 ムーンライトってなに?

 当時の私はマジで知らなかった。
 調べたら……て言うか、『小説家になろう』サイトの下の方にあるではないか。
 R18部門が!
 その中に、

 男性向けェロ主体サイト 『ノクターンノベルズ』
 男性向けェロ主体じゃないけどェロ有りサイト 『ミッドナイトノベルズ』
 女性向けェロ有りサイト 『ムーンライトノベルズ』
 この中でさらに、TLとBLで分かれていた。
 ここは最初から別物にしても良いんじゃ……と思ったが、とにかく『小説家になろう』の中にBLを書く場所があったのだ。



 つづく!

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