風邪気味になった。
毎度のことながら、鼻炎・蓄膿症・気管支炎・片頭痛を常備付与されているので、風邪である事に気付きにくい私である。朝から頭痛がひどくて鎮痛剤を飲んでも効かないから、おかしいな~と思ってたら、いつもとちょっと違う咳が出て、あれ?てなる。
葛根湯を飲んで一日ダラダラ寝ていたら良くなったっぽいけど、寒い日が続くそうなので油断せずにいきたい。週末にライブと年明けのイベントの原稿がやばいから。
で、今日はブログに何を書こうかなと考えて、自己紹介がてら私がラノベ作家になるまでの過程を書こうかなと思ったんだけど、どうしても頭から離れないんですよ。
『劇場版転スラ』が。
大体映画を観ると、しばらくこうやって反芻して「あそこはどうしてああしたんだろう」とか考える質なので、ここ二日ずっと転スラの事考えてた。
やっぱりね、どうしても拭えない違和感というのがあって、それは
劇場版オリキャラ二人のストーリー(それを手助けするリムル始め転スラキャラ達)
だったからじゃなかなと。
いやこれは難しい問題なんですよ。
原作ストーリーを劇場版ですると本編しか見ない派に不満が出るし(最近このパターン結構あるけど。鬼滅とか)かといって劇場オリジナル話に原作の大事な事(人、フラグ)を埋め込んでしまうと、本編に矛盾や説明不足が出てしまうし。(これをやってのけるのが最近のワンピ映画)
そうなると劇場版だけで完結する話を、主人公に絡めないといけない。
しかしリムル様に関係する人って言うと、こっちの世界では全員重要人物で昔の縁とかが無い。最古参がヴェルドラ。
シズさん関連もとても難しい。下手したら物語の主軸に触れてしまうから。
となると、他の重要(人気)キャラの昔の縁を出すしかなくなるよね。分かる。
分かるけど、それにしちゃあヒイロとオーガ族の皆あんまり絡まなかったなって……。
ベニマルとシュナ以外は、一言二言喋ったくらいだったよ?シオンですらモブレベル。
そっちいっぱい出したらリムル様の出番が減るから、難しい所ではある。分かるんだけど……分かってしまうからもどかしい。
あの方の活躍、というサービスはあったけど、もっと転スラの数多いる魅力的なキャラの側面が見れるかと思ったから、ちょっと残念ではあった。
でも劇場に小学生が多かったから、あれはあれで正解なんだろう。
確かに、サブキャラの知られざるストーリーを真面目にされても、キッズは「リムルさまは?」「ベニマル出ないの?」とかなるよね。キッズ狙いなら、正解だ。
転スラアニメがキッズに人気とは知らなかったので、こちらの心構えの落ち度である!
一応原作ファンにもあの方の活躍以外にも刺さる所はいくつかある。
冒頭、ヤムザたんがスーパーいきってる所とか、悪魔族のあいつが「魂を入れ替える秘術など無いわ!」と繰り返し言うの笑う所だよね?
そんな訳で、転スラはウェブ小説の枠をとっくに飛び越えて全世代に人気の作品である(ライト層含む)という事を念頭に置いて観ると良いと思う。
とりあえず私は転スラを読み返したくてたまらない気持ちを抑えて、原稿をします。
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